支配人「・・にゃににゃに~・・まぁたコーニャーかよ・・」
女将「・・東信・・って?・・」
使用人「・・おはようございます^^・・あ~・・長野県は縦に長く大きく4分割されています・・新潟寄りの北信・・松本や諏訪の中信・・愛知・静岡寄りの南信・・そして私達がいる軽井沢・佐久の東信・・とまぁ・・広~~~~い長野県の東の玄関口が東信です・・」
県内ドコへ行くにも山脈を越えるか・・川沿いを進むしかなく・・近そうに見える松本や諏訪でさえ1時間半~2時間コース・・北信は高速を使えば長野市まで1時間と利便性はいいが・・南信に至っては全くの未知の世界感・・同県内でも行った事がない人が多いのではないだろうか・・
支配人「・・にゃがのって山ばっかりにゃ・・」
使用人「・・そうですね^^・・海がないのは残念ですが・・ここまでの山岳県は日本列島の中でもトップクラス・・登山者にはヨダレものの名山達が名を連ねてるんですよ^^・・晴れた日のドライブはたまりませんよ・・ドコを走っていても景色がいちいちビューですからねぇ・・」
女将「・・その東信の・・観光案内?・・って・・知ってんのかよヨシダぁ!・・」
使用人「・・ドキッ・・まぁ私も佐久の人間になってまだまだ半人前ですが・・約1年半私なりに観察してきた佐久近郊の街の印象や観光などを紹介できればと思います・・他県からのイメージと地元に住んでみてわかる事・・ちょうど半分づつの気持ちがわかるハーフ県民の私が・・どっちつかずのフェアな視点でお届け致します」
支配人「・・軽井沢は有名にゃ・・オイラも聞いたことあるにゃ・・お金持ちの街ってイメージにゃ・・」
使用人「・・はい・・ではその有名な一級観光地である軽井沢町からお届けします・・あくまでも私の個人感です!・・」
軽井沢・・言わずと知れた夏の避暑地・・お金持ち達がこぞって別荘を建て優雅な高原ライフを楽しんでいる・・とまぁ軽井沢の事を知るまでは漠然とそんなイメージでした・・しかし実際・・佐久に住んでみて感じた印象は・・ここはもはや独立小国家みたいなのである・・町そのものが富裕層にあわせて物事を決めているかのように見え・・軽井沢価格・・そんな言葉まであるくらいだ・・どういう事か簡単に言うと・・富裕層やそれに近しい者たちが物の価値を無駄に押し上げているのである・・「えっ?これが500円?うそでしょ!?」みたいな・・他の土地ならアホかと思うような値がまかり通っているのである・・不動産や外食産業がいい例だ・・特に外食産業は酷い店も多く見極めが必須!こだわったロケーション・店づくり等に惑わされちょっとランチでもしようもんなら5千円などあっという間・・しかも価格に見合ってない味の店がやたらと目立つ・・もちろん本物の事を真剣にやっている店も有る事は言うまでもない・・が・・先日伺った店が余りにも酷かったので言わせてもらいます・・まずくて食べれないんですよ・・こんなことはまず無いんですよ・・基本残すの嫌い主義な食いしん坊な私でもまずくて食べれないんです・・人生で初体験ですよ・・ほぼ残したのは・・よほどシェフを呼んで「これ・・味見してますぅ?」とお伺いしようか悩んだが・・無敵の返し技の言葉が頭をよぎり思いとどまる・・「だってぇ~・・ここ軽井沢ですよぉ」・・これを言われたらもう何も言えない・・よそ様の店の事をとやかく言うつもりなど毛頭ないし誹謗中傷の趣味もない・・しかしこうまで堂々と嘘と真が入り混じっていると・・味は二の次なのか・・この町は・・と感じてしまう・・湯水のように押し寄せる観光客・・味のリピーターなどいなくても関係ないのかもしれない・・そんな軽井沢での店選びは要注意である・・その一方で軽井沢で働く人たちには魅惑の恩恵が・・アルバイト一つにしても佐久とは時給が200~500円も違うのである・・この結果近隣の街から働きに行く人も多い・・
女将「・・おいおいヨシダぁ・・おまえさん軽井沢に喧嘩売ってんのかいっ?・・」
使用人「・・人聞きの悪い事言わんとってくださいよ・・軽井沢からのお客様だっていらっしゃるんですからねっ!・・むしろ軽井沢びいきなんですよ私は・・陰と陽が静かに同居する町・・バブリーな頃の残り香であろう廃墟の別荘地も多く道を走っているだけで「あ~・・ここも賑わってた時があったのか~」と思いを馳せます・・そんな寂れた別荘地や廃墟のレストラン達をシカトするかのように発展する新軽井沢の周辺・・個人的にはショッピングモールより旧軽銀座商店街推しですがね・・あくまでフェアな視点です・・こういう事も知っておいたうえで観光された方が無駄なく楽しめると思います・・まず手始めにオススメしたいのは・・何と言っても私は大自然・・浅間山の雄大な恩恵は計り知れません・・度定番中の2カ所から・・鬼押し出し園・・大自然観光の絶対条件・・それは天気です・・快晴ならば絶対行くべきですね・・ここから見える景色は浅間山が今も昔も活火山である事を実感できます・・江戸後期の大噴火に思いを馳せまくりです・・そして白糸の滝・・すいませんココ舐めてました・・想像してたよりずっとずっとビューでした・・とにかく人が少ない時間帯オススメ・・独占感やヴぁいです・・初夏と紅葉の時期お勧めですね・・写真無くてすいません・・軽井沢町の凄いのは観光地の整備などに対して惜しみなく手間とお金をかけているという事です・・絶景が見えるようにちゃんと木々達を整えたり・・道の景観なども原色系のカラーは使わせません・・コンビニやスタンドの看板等も例外ではありません・・徹底しています・・国道18号が大動脈・・ここを走っていると差別化がわかりやすいです・・隣の町に入った瞬間・・景観がわかりやすく変わります・・」
支配人「・・にゃげぇ~よ・・ヨシダ・・もう聞いてらんにゃい・・」
女将「・・えっ?・・まだやってたの?・・ずっと独り言ブツブツ始まったのかと思ってたわよ・・」
使用人「・・ぐふぅ~・・まぁ独り言には変わりありませんが・・せっかくの旅・・変な思い出でその土地自体を勘違いしちゃうような事って勿体無いじゃないですかぁ?・・初っ端なので度定番ツートップでしたが・・あまり鬱陶しく言っても・・一期一会には相反しますので適度な情報量でお届けしますね^^」
支配人「・・オマエに聞かにゃくても・・みんにゃそん位調べてるにゃ・・アホにゃ・・」
女将「・・度定番ツートップ・・甘えたわね・・」
使用人「・・きっ・・キビしぃぃぃ~~~いっ❤・・」
女将「・・財津かよっ❤・・」