使用人「・・いやぁ~いよいよ色づいてきましたねぇ^^・・」
支配人「・・カラマツも散り始めたにゃ・・」
女将「・・アタイはやっぱりモミジよねぇ~💖・・燃えるような紅蓮の赤・・散り際にパッと朱に染まるなんて・・粋よねぇぇ・・」
使用人「・・いやぁ~モミジも少し上の方はもう真っ赤でしたねぇ・・この辺もそろそろですかねぇ・・」
東信のシンボルこと浅間山が・・中腹から裾野へ向けカラフルな橙の化粧を始める・・まるで雪化粧前に毛布で暖をとるかのように・・すっぽりと下半身を可愛く覆う・・季節のずれ込みが激しさを増してきているが・・こと紅葉期は毎年安定しているように見える・・春の甘美なウキウキ花満開シーズンもいいが・・木々たちの今シーズンの集大成ともいえる散り際の死化粧のような紅葉期もすごくいい・・まるでリアルな油絵のような山並みを拝みながらお世話になった仕掛けをバラしてゆく・・そう・・畑の店じまいである・・
使用人「・・残すは野沢菜選手ただ一人ですねぇ・・間に合うといいけど・・」
女将「・・ふん・・どうせダメでも師匠に貰えんだろぉ?www・・」
支配人「・・甘えてるから毎年間に合わにゃいにゃwww・・」
野沢菜が鹿ちゃんにロックオンされてしまうため電気柵は片づけられないが・・それ以外の仕掛けを次々にバラしてゆく・・トマトゾーンにキュウリゾーン・・難所は立体スイカゾーン・・しつこいほどに括られたハリガネを支柱から地味に外してゆく・・組んだ時・・相当な負荷になるだろうと・・ビビる大木ばりに補強したハリガネの多さに嫌気がさす・・「誰だよ・・こんなに巻いたの!」・・と呟きながら無駄に効いてるハリガネをより戻す・・8月の序盤に肥大するスイカの負荷に耐えられず危うく倒壊しかけたが・・支柱を3本追加しなんとか崩壊は免れた・・この時はさすがに肝を冷やした・・ゆがみしなる支柱を持ち上げて柱を噛ませようと試みるが・・非力なオヤジのパワーではスイカの重さが勝り持ち上がらないのだ・・これは・・この作業は人に見つけられたくないほど滑稽にプルプルと汗だくで震えていたのを思い出す・・「なぁにやってんだい?」・・なんて師匠達に見つかろうもんなら間違いなく嘲笑の餌食まっしぐら・・ひとりスイカ神輿のように肩に担ぎ渾身のプルプルで支柱をジャッキアップ・・なんとか柱を滑り込ませ事なきを得た・・まぁ・・只々最初の負荷に対する算段が甘かったのは言うまでもないのだが・・来季はどんな負荷が掛かろうが心配ご無用の棚づくりを目指したい・・
使用人「・・ぅ~ん・・簡単に組めて簡単にバラせるってことも大事ですねぇ・・やはり単管パイプがいいのかなぁ・・」
女将「・・あっそ・・んっ!・・このキビナゴうめぇぇ!・・」
支配人「・・にゃっ!・・オイラのキビニャゴ食うにゃやぁ~!・・」
使用人「・・ぅ~ん・・丈夫さと簡易さか・・ブツブツ・・ぅ~ん・・できたらビニールの屋根で覆いたいなぁ・・ブツブツ・・」
石油資材の高騰に拍車がかかり・・かなりの石油依存度を誇る農業資材たちも煽りを喰らいまくっているらしい・・ビニールハウスはもちろんの事・・マルチに苗ポッドなどビニプラ製品の宝庫と言っても過言ではない農業資材たち・・もはやビニールなくして成り立たない農業と言える・・わたしもせこせことマルチが安いうちにビビッて買いだめしておいたほどだ・・
女将「・・小者よ・・せこせこと買いだめとかしてんじゃねぇよ!・・」
使用人「・・こっ・・小者ですよぉ・・わたしの買いだめなどたかが知れまくりですよぉ・・」
支配人「・・おいヨシダぁ・・オイラのキビニャゴも買いだめしといてくれにゃ・・」
女将「・・あっズリぃ!・・アタイの干し芋もっ!・・」
使用人「・・なんですかぁ・・みんなでぇぇあさましいぃ・・あっ・・干し芋は作りましょうね^^・・キビナゴもねぇ・・市場が近ければねぇ・・大量に仕入れてテメェで干せば安上がりでウマしなんですがねぇ・・あっそんな事し出したらまたやる事増えちゃうわ💦・・」
干物の可能性を存分に味わえるシーズン到来・・ココからの香坂はまさに干物がよく乾く・・自慢の太陽光と氷風がキビナゴなどあっと言う間に干しあげる事だろう・・いよいよ開幕の鹿ジャーキー作りを筆頭に質の良い干し物作業に精を出していきたい・・