KOUSAKA KIKYOU

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ゲストにカリエンテ!77

女将「・・ん?・・なんだい?・・やけに人間が集まってくるねぇ・・」
使用人「・・へっ?・・あぁ・・今日は14日かぁぁ・・ムフフ・・けっこう賑やかそうですねぇ^^・・」
支配人「・・みんにゃで踊ってるにゃwww・・」
最近少しづつ村に活気が出てきたような気がする・・移住組の方達も増え・・パネルに負けじと色々と企画しているようだ・・8月は夏休み中ということもあり・・村の子供たちが女将や支配人と遊びに来てくれる・・村にこんなに子供たちがいたのかという思いと・・やはりいつの世も和ませてくれるのは子供たちの笑い声・・真夏に外で遊ぶことすらなくなりつつある昨今・・真っ黒になるまで遊びまくった遠い昭和の夏休みに思いを馳せる・・そんな子供たちやお年寄りたちの為にと・・とうとう村では60年ぶりに盆踊りが満を持して復活・・宿の隣の文化センターが会場だ・・盆踊りといえば櫓・・櫓を取り囲み輪になって踊るでお馴染みだが・・櫓はまだない・・
女将「・・えっ?・・60年ぶりぃぃぃぃ?・・どんだけ前よぉ・・」
使用人「・・へぃ・・私も生まれておりませんのでぇ・・昭和40年くらいですねぇ・・」
支配人「・・にゃんでぇ~?・・やめたにゃぁ~?・・」
たしかに昭和40年代ならば今より活気があったはず・・子供たちの数も比ではないはず・・過疎化が進みだす2000年以降にやめたのなら察しもつくが・・いったいなぜ・・昭和40年ごろに何が・・なぜ盆踊りは廃止になっていたのか・・面倒くさい理由だけでは片づけられない何かが必ずあるはずだ・・とはいえ実に微笑ましい企画に大賛成・・宿は書き入れ時の為とても参加はできないが活気が出てきてくれるのは有難い限りである・・大きくなくていい・・こじんまりで充分・・きっとそのうち櫓も・・たかが盆踊り・・されど盆踊り・・いつか屋台でもだしてキッズたちを喜ばせたい・・
女将「・・アタイかき氷っ!・・氷抜きでっ!練乳オンリーねっ!・・」
使用人「・・それタダの練乳な・・」
支配人「・・オイラ金魚すくいにゃっ!・・うまそうにゃっ!・・」
使用人「・・食いもんじゃねぇしっ!・・」
あの頃の・・遠い昭和の夜店に思いを馳せながら・・ここ香坂の太古への思いに馳せる浪漫もご紹介・・そう・・泣く子も黙るほど昔・・西暦2000年など消し飛ぶ程の太古浪漫・・ご存じ香坂山遺跡である・・
使用人「・・さっ36800年前ですよぉぉぉ・・はぁぁぁぁ・・60年ぶりの盆踊りなどついこないだですよぉ・・」
女将「・・昔過ぎてわかんないわよ・・」
支配人「・・猫はもう居たにゃ?・・」
36800年前・・と言われたところで・・いったいどういう時代なのよぉ・・というお嘆きの奥様の為に得意の受け売り横流し情報でざっとまとめてみた・・時は旧石器時代・・氷期の日本列島を狩りをしながら巡る狩猟民族・・大型の哺乳類を追いかけ定住することなく各地を動き回る集団生活・・世界にはマンモスもいた時代・・ギャートルズの時代と言った方が昭和の奥様にはわかりやすいか・・氷期の日本列島・・今とどう違うか・・単純に地球の氷の量が違うのだ・・イコールどうなるか・・今より海水が少ない・・イコール海岸線が低い・・そう・・今より100メートルほど海面が低く東京湾はほぼ陸地・・カラフトと北海道も歩いて行けたらしい・・そうやって大陸の方から移動してきた民族が日本列島に定住した説が有力のようだ・・香坂山遺跡は日本でも最古級の遺跡で日本人のルーツとして注目を集めている・・
女将「・・何が見つかってんのよぉ?・・ホネェ?・・」
使用人「・・いやお墓ではありませんよ・・狩猟民族達の生活の痕跡・・まぁおもにナイフですかねぇ・・」
支配人「・・猫は?・・猫は居たにゃ?・・」
当然のように生きていく為に必死な時代・・獲物が取れなければ我慢するしかないのだ・・しかしそこを知恵と工夫を用いた奴らが開発したのが石刃(せきじん)いわゆる石のナイフである・・薄く裂けるように剥がれる黒色安山岩を巧みに使いこなし・・石刃の生産ラインを築いていた模様・・黒色安山岩がこの地で安定して採れたのが石刃生産に適していたようである・・もっとも石なので運搬する技術が無い限りその場で作った方が理にかなっている・・昔キャバクラの隣の席で「無人島にひとつだけ持っていくならぁ?」・・なんて質問をしてるおじさんが・・アホな回答をするキャバ嬢たちに勝ち誇ったように「俺・・ナイフ」なんていっていたのを思い出したが・・この時代にナイフがあるのとないのでは生活レベルに雲泥の差が生まれる・・獲物を仕留め・・皮を剥ぎ・・肉を外し・・小さく切ることが出来れば調理も保存も運搬もグッと楽になるのは至極当然・・しかもこの石刃・・マンモスの生活圏で見つかっている石刃の技法と類似しているという・・大陸の技術を持ったものがこの地まで渡ってきて・・「おっ・・いい石あんじゃんココぉ・・」となったのだろうか・・しかしあのマンモスをキレッキレの現代のナイフで捌くのも骨が折れるだろうが・・この時代に石刃を持っていない男はさぞモテなかったことだろう・・とはいえすでにこの時代には文化や言葉も発達していた模様・・よりいいナイフを創る為の石の流通なども発達していったらしい・・そんな日本列島の日本人のルーツがココ香坂山には眠っているのだ・・
女将「・・長いのよ・・結局ぅ・・ただの石だろぉ・・」
使用人「・・しらけるなぁ~女将ぃ~‥太古浪漫ですよぉ~・・ココに日本人の初期メンバーたちが暮らしてたんですょぉ・・」
支配人「・・ぜったい猫も居たにゃ・・」
女将「・・ふぁ~あ・・昔過ぎてアクビが出ちまうよぉ・・さっ・・いきますかねぇ・・今回のゲスカリはぁ~~~~この方💖・・」

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支配人「・・でましたパン君にゃ💖・・」
使用人「・・いやぁ~いつもお世話になっております・・パン君いらっしゃ~い💖・・元気そうで何よりですぅ・・」
いつもはトトちゃんと一緒に来店してくれるパン君・・高齢で病気と闘っていたトトちゃんが天に召されたとの事・・急な訃報にトトちゃんを思う・・この仕事を始めて3年目になるが・・ご常連のお客様のワンコ達とのお別れも増えてきた・・「今年が最後かねぇ・・」なんてセリフも高齢ワンコのお客様からはよく耳にする・・家族としての時間をより共有できるよう・・居心地のいいサービスをより提供できるよう・・天国のトトちゃんに笑われないよう誠心誠意努めていきたい・・
支配人「・・トトちゃん・・あの世でも元気でにゃぁぁ・・」
女将「・・あの世で元気ってぇ・・どういう事よぉwww・・」
使用人「・・いやぁ~またまた釣り好きのご主人からマグロにイカに大漁ゲットですぅ~・・いつもありがとうございます!・・」
この日はご家族オールスター6名で参戦して頂いた・・笑い声の絶えない素敵なご家族に癒されこちらが元気を頂いてしまった・・次の朝・・皆の愛を独り占めにしてさぞご機嫌かと思いきや・・なにやらご機嫌斜めなパン君・・どうやらご主人と常に一緒に居たいようす・・運転席のご主人の脇にちょこんと座り急に態度豹変・・ご満悦のパン君にホッコリ・・旅の無事を祈り別れを告げた・・

プロフィール写真

女将の「おきみ」と申します~2歳の秋田犬やらせてもらっとります~今後よろしゅうたのんます~
しつこくて意地悪な性格と使用人からは言われとります~
何が悪いん?

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