KOUSAKA KIKYOU

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まさに旬💖

なぜ・・なぜ人の欲望は抑えられないのか・・あさましい人間どもの欲望渦巻く山菜戦争に嫌気がさす・・山に生えているものなら早いもん勝ち・・それはわかる・・自分の土地でもないのだから文句を言える立場でもない・・「あ~っ!・・そのタラの芽ちゃんは昨日私が唾を付けといたやつですよぉ・・」というのは無論通用しないのだ・・だが・・あきらかに人の畑で育てているタラの芽まで奪っていくヤカラが後を絶たない・・都合のいい人間どもが続々と山に入り・・手当たり次第に貪るようにタラの芽を採取してゆく・・マナーなど糞喰らえとでも言わんばかりに・・目先の欲に根こそぎなぎ倒してゆくのだ・・まぁそもそもマナーなど誰が決めたものでもないが・・オマエだけのものでもないのも事実・・なのに独占したがる貪欲さに吐き気がする・・自分たちが食べる分だけ採れればそれでいいはずなのに・・
女将「・・おいおい・・全否定してるけど大丈夫なのかよwww・・山菜興味ないけど・・」
使用人「・・いやぁ~もちろんちゃんとした人間もいるとは思いますよぉ・・けど・・畑泥棒は許せませんねぇ・・ウチのスイカが盗られたら許せませんっ!・・他人事ではないんですよぉ・・」
支配人「・・そもそも・・にゃんにゃん?・・タラの芽ってぇ?・・芽を食べるにゃん?・・残酷にゃんwww・・」
言わずと知れた山菜キングのタラの芽ちゃん・・普通の木の生え方とは違い・・いわゆる1本ものの木が多いのが特徴・・どういうことかというと・・普通の木は枝をどんどん横に張り巡らせるように成長してゆくが・・タラの木はちと違う・・枝分かれしている木が少なく・・一点集中で上へ伸びてゆく1本木が多いのだ・・するとどうなるか・・そう・・1本からひとつの芽しか採れないものが多いのだ・・枝がないから・・なので自然界で2股3股のものを見つけるとかなりおいしい・・もちろん・・うまく育てて枝を増やしてやれば1本の収穫量も増えるというもの・・だがしかし・・横に伸びる能力こそ乏しいが上へ伸びるパワーはハンパないタラの木ちゃん・・するとさらにどうなるか・・手が届かなくなるのだ・・届かないものをどうやって採るのか・・長い鎌や木の枝を使いタラの木をしならせ穂先を手繰り寄せ採取するのだが・・このとき・・事故が勃発することが多い・・あまりにも無理矢理手繰り寄せると・・湾曲して悲鳴をあげるタラの木がボキンと折れてしまうのだ・・この事故で死亡してしまうタラの木が後を絶たない・・無論どんどん繁殖もしてはいるが絶対数が少ないのも事実・・せっかく3~4年育った採れ頃ちゃん達をボキンしてしまうと・・死亡・・無論来年のお楽しみは無し・・目先の欲だけで来年の楽しみすら奪ってゆく生産性の乏しい人間どもに身勝手な愚かさを感じてならない・・挙句の果てに畑の柵の中まで物色してゆくのだからタチが悪いにも程がある・・これも因果応報のサイクルと受け入れるべきなのか・・若かりし日の時分に自問自答すれば・・わたしもそちら側のタイプの人間だったのかもしれない・・たかが山菜・・されど山菜・・旬な山のご褒美・・分け合えば事足りることも・・奪い合えば当然のように枯渇する・・とはいえ・・こんなあさましいヤカラ達にも師匠達は口をそろえて言う・・「・・フフフ・・山はたくさんあるから・・」と・・下から採りに来る人達の多くは道沿いや林道沿いのお手軽に採れる場所を狙いやすい・・山に分け入って急斜面を歩いてゆくような場所までは行かないからだ・・楽に労せず採れる場所を奪い合う・・だから楽しく山菜採り・・というよりも争奪戦のような殺伐とした雰囲気が生まれる・・人に盗られるくらいならと未成熟の芽まで採っていってしまう有様はまさに人生の縮図・・テメェのモノでもないのに身勝手にムカついている自分もその縮図の一部なのだが・・いい大人たちが・・と・・呆れてしまうのだ・・たしかに・・採れたて自分採りの破壊力はモリモリの反響となり必要以上に来年の採れ高さえ期待してしまう・・そう・・手間さえ惜しまなければ人に喜んでもらえる旬な高価なものなのだ・・スーパーで買えば小指ほどのタラの芽が10個ほどで1パック400~500円の代物・・これが手間だけで手に入る・・となると家族や友人の為・・躍起になるヤカラ達が増えるのだ・・東京の息子夫婦に気に入られたい爺様から・・タダほど安いものはない婆様はもちろん・・今宵のヒーロー確定のご主人まで・・みんなが知っている事の共通点はこの採れたての破壊力なのだ・・それにテメェの労力が加われば・・おのずとニンジンの価値は上がり・・導かれるようにタラの木に吸い寄せられる人間どもの出来上がりという訳なのだ・・
女将「・・新芽をポキポキしてんじゃねぇよ・・ったく・・」
使用人「・・いやぁ~今年は5月前で1回目は終了ですねぇ・・早かったなぁ・・」
支配人「・・にゃんかい採る気にゃん?・・残酷ですにゃんっ!・・」
植物に痛覚があれば冗談では済まされない新芽狩り・・貪欲な人間たちはさらに2回目の収穫まで楽しむ・・もっとも2回目の新芽のエネルギーは1発目とは比べ物にならないほど弱く・・明らかに香りも弱い・・そのため2回目の人気は薄いといえる・・
使用人「・・いやぁ~どんどん新芽が出てきましたねぇ・・雑草愚連隊の第1陣達も伸びきってきましたねぇ・・」
支配人「・・おいおいヨシダぁwww・・裏のドッグラン・・タンポポだらけにゃんwww・・」
使用人「・・えっ!?・・あぁっ!・・やっぱすごいな・・ウッドチップなんか関係ないですねぇ💦・・」

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師匠いわく・・タンポポだけは突き抜けてくるという・・アスファルトすら押し上げてくる植物のエネルギーに圧倒される・・
使用人「・・いやぁ~畑もいよいよ始まりましたねぇ・・植え付けこそまだですが・・苗部屋の様子も順調です・・マルチも張り終えましたしぃ~・・ほっとひと安心ですね・・」
女将「・・あれっ!?・・あれあれwww・・ぷっ・・クククwww・・」
支配人「・・にゃはははははは・・おいおいヨシダぁ・・マルチがwww・・1列ぅぅ・・剥がれちゃってるにゃwww・・」
女将「・・wwwはぁ~・・あんま笑っちゃぁ・・ぷっw・・ヨシダがへこむよぉwww・・」
使用人「・・・・なっ!・・ぐふぅぅぅぅ・・あっ・・あの苦労が・・水の泡にぃぃぃぃぃ💦・・」
失敗は教訓という糧となり・・さらなる高みへと私を導くことだろう・・などという慰めを呟きながら慌ててマルチを回収する小物な私・・そう・・師匠達に見られたら嘲笑の対象になるからだ・・優先順位そっちのけで証拠隠滅にあたるテメェの素早さに驚きながら・・人生の修業は淡々と続く・・

プロフィール写真

女将の「おきみ」と申します~2歳の秋田犬やらせてもらっとります~今後よろしゅうたのんます~
しつこくて意地悪な性格と使用人からは言われとります~
何が悪いん?

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