使用人「・・いやぁ～ダメだこりゃ・・う～ん・・なんでだろう・・」
女将「・・またボヤいてるわね・・今度は何なのよ？・・ブタクサの話はもういいわよ・・」
使用人「・・あっ・・いえ・・枝豆なんですよぉ・・なんか・・美味しくない・・んですよぉ・・」
女将「・・あ～ごめん・・どっちみち・・興味なかったわ・・マメいらな～い・・」
支配人「・・オイラもいらにゃ～い・・」
使用人「・・いや・・要るとか要らないとかじゃなくて・・人様に差し上げられないんですよぉ・・困ったなぁ・・」
貰って困るものってありますよねぇ・・ご厚意で貰ってるからノーセンキューとは言いづらい・・そんなモノの中に・・自家栽培農作物ほど困るものはございません・・良かれと思ってあげたものが・・お粗末な出来の物だったら・・ただのゴミと化します・・とくにスイカなどは見た目からは出来栄えが非常に判断しづらく・・割ってみたらハズレもしばしば・・もちろん出来の良い商品化レベルの物は嬉しい限りである・・今年は枝豆を沢山植え・・電気柵もあったおかげで鹿の被害もゼロ・・すくすく順調そうに育っていた・・が・・いざ食してみると・・あまりおいしくないのだ・・もちろん食べられないレベルではないのだが・・正直これをもらっても嬉しくないレベル・・マメの薄皮も硬さが気になり・・粒もまばら・・こうなると・・いっそのこと電気柵を取っ払い・・鹿さんに食べてもらった方が効率がよい・・
女将「・・美味しくないんじゃ・・鹿も食べないんじゃないのかい？・・」
使用人「・・いや・・一理ありますね・・」
とにかくグルメな山の住人達・・出来損ないのモロコシや未成熟のスイカやカボチャなどには見向きもしないのだ・・腹が減っていても何でもいいってわけではないのだ・・
使用人「・・う～ん・・肥料不足だったのかな・・」
支配人「・・オマエの悪い癖にゃ・・手が回らにゃいほど植えても無駄ににゃるだけにゃ・・」
使用人「・・ぐふぅぅぅぅ～～・・ごもっともすぎて何も言い返せませんね・・」
女将「・・さぁ～て欲張り損な野郎はほっといて・・いきま～す・・今回のゲスカリはぁ～～～～再登場のこの方❤・・」

支配人「・・ニャンコのお客様ですにゃ❤・・サイベリアンのモチちゃんでぇ～～～～～す❤・・」
女将「・・たしか・・前回は先月だったわよねぇ・・ちょっとヨシダぁ～嬉しいじゃないのさぁ～・・早速また来て頂けるなんて❤・・」
使用人「・・いやぁ～ほんとですねぇ～まさかこんなに早くモチちゃんに再開できるとは・・嬉しい限りでございますよ＾＾・・それにもまして・・今回は・・ね～支配人❤・・」
支配人「・・そうにゃっ！・・モチちゃんとにゃかよくにゃれたにゃ❤・・」
使用人「・・一緒にドッグランで遊んだんですよねぇ＾＾・・良かったですね支配人！・・お友達が出来て＾＾・・」
女将「・・それにしても・・モチちゃんの綺麗な目っ！・・ロシアンブルー・・美しいわぁ❤・・」
使用人「・・ケンカするかなぁ・・と・・はじめはヒヤヒヤ見ていましたが・・ちょこっとずつ距離を詰めるモチちゃんに・・ビビりながら対応していく支配人ｗｗ・・鼻先を突き合わせる仕草にとても癒されました❤・・」
支配人「・・びっ・・ビビってにゃいにゃ・・」
女将「・・うそつけぇ～ｗｗ・・最初完全に腰が引けてたろｗｗ・・」
普段ワンコだらけで・・肩身の狭い思いをさせている支配人に・・ニャンコ連れのお客様のお友達ができたことが何よりも嬉しいのだ・・
支配人「・・モチちゃんまた遊びに来てにゃ❤・・今度は一緒にハンティングするにゃ❤・・」