女将「・・ちょっとぉ・・どうしたのよぉ～その猪肉ぅ～・・ゴクッ・・」
使用人「・・ドキッ！・・驚かさないでくださいよぉ～・・うしろから急にぃ～・・」
女将「・・なんかぁ～・・コソコソしまってるからぁ～・・気になるじゃないのさぁ～・・ゴクッ」
使用人「・・コソコソ・・してませんよ別に・・ていうかノドなってますよｗｗ」
二階からなんの騒ぎかと野次馬のようにかけより・・ジビエと判明した瞬間に一切の興味を無くし・・しらける目つきで通り過ぎる支配人・・
支配人・・「・・くるるぅぅ・・けっ・・好きだねぇ～・・くるるぅぅ・・」
使用人「・・まったくぅ・・あっちこっちでノドならして・・あ・・この猪ちゃんはなんとっ！・・鯉を仕入れさせて頂いている養魚場の社長さんにぃ～・・頂いてまいりましたぁ～パチパチパチ～・・須坂市の方の猟師さんからの猪肉みたいですよ＾＾」
女将「・・わぁ～い・・でかしたヨシダっ・・いますぐよこしなさいっ・・」
使用人「・・まだ・・ダメですよぉ～う・・鯉研終わったらやりましょう＾＾・・さっ・・今日からの鯉研は調理編・・やっぱり一度は試しておきたい魚のメニューシリーズを鯉君にチャレンジして頂きます・・最初はコレっ！」

支配人「・・くるるぅぅ・・にゃっ！・・この材料は・・生姜・・茗荷・・味噌・・葱・・にゃっ・・にゃめろう！？・・くるるぅぅ・・」
使用人「・・思い返せば東京で居酒屋をやっている頃・・いちばん沢山作ったのはこの・・なめろう・・しかしこのなめろう・・オーダー頂いてから叩いて作るのですが・・これが忙しい時にはメッチャ大変で・・おねがい・・もうなめろう言わんといてぇ～・・と・・心の中で叫んでおりましたｗｗ・・あっ・・顔にも出てたかなｗｗ・・とまぁみんな大好きなめろうちゃんですが・・基本はマアジ・・青魚光物銀河は何でも合います・・ていうかむしろ合わない魚なんかないんじゃないかと・・レッツチャレンジ鯉太郎です・・」
女将「なめろう・・もう・・名前が美味しそう・・いい響きねぇ～・・なめろう・・なめろうｗｗ」
使用人「・・いや・・ホントに名前で頼んでるお客さんも多かったんですよ・・なめろうで～す・・って・・お出しすると・・これ？このまま食べるの？・・とか・・醤油くださ～い・・なんてよく言われましたよｗｗ・・手間はかかりますがとても利益率のよい商品です＾＾」
支配人「・・くるるぅぅ・・この・・黄色い薬味はぁ？にゃんにゃ？・・くるるぅぅ・・」
使用人「・・ウチのなめろうはもうひと手間・・自家製の柚子塩でさわやかな風味を待たせます・・急に色気がでます・・」

女将「・・ゴクッ・・見た目もズルいわね・・」
使用人「・・これは冷酒でしょう・・吟醸香がよく合います・・栄光富士の愛山とどうぞ❤」
支配人「・・くるるぅぅ・・これはぁ～・・ねぎが入ってるってことはぁ～？・・たべれ・・にゃい？・・にゃ？」
女将「でました・・最後の最後で急な裏切り・・どんでん返しのヨシダ・・って通り名つけてやるよ・・」
使用人「・・けっこうです・・」