KOUSAKA KIKYOU

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佐久鯉研究所③

支配人「・・くるるぅぅ・・ヤバイにゃ・・大寒波にゃ・・すべてが凍りついてるにゃ・・」
女将「さすがのアタイも寒いわあぁ・・日向でも氷点下・・ここまでなら何てことないのよ~・・問題は全てのヤル気を奪い去るこの西風・・ちょっとぉヨシダっ・・なんとかしなさいよこの風・・」
使用人「無理言わんといて下さい・・アルプスを越えて吹き降ろしてくる風はホント冷たい・・耳がちぎれそう・・顔が固まります」
支配人「トイレ我慢しちゃうにゃ~・・」
女将「風をさえぎる壁を作るってのはぁ?」
使用人「・・それはぁ一長一短ですね~・・せっかくの景色も見えなくなりますし・・閉鎖感出ますよ・・まぁ毎日ではないですし春までの辛抱です」
女将「じゃアタイ春までなんもやんなぁ~~~~~い」
支配人「じゃオイラもぉ~~~~」
使用人「ぇっ・・やはりそうなりますかぁ~・・いやぁ~わたくしも人の事言えません・・当宿もまだまだ改装工事が残っているのですが・・冬・・できませんっ!研究に没頭したいと思いますww」
女将「さぁ~んせぇ~~い・・鯉コクであったまろうよ~❤」
支配人「鯉コクぅ・・?・・鯉コクってにゃぁにぃ?」

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使用人「簡単に言えば鯉のアラで炊いた味噌汁ですね^^・・これも正解が出ている料理・・鯉を輪切りにし炊いていくのですが・・どうしても小骨が許せません・・そこですり身の可能性を探していきます・・」
支配人「めっちゃ食べやすいにゃ❤」
使用人「今回の鯉は皮とウロコを別の実験で使いたかったので入れませんでしたが・・この料理は皮つきの鯉をつかうべきです・・つみれにするなら皮だけ炊くときに入れるべきですね・・やはり脂がのっているといっても淡水魚・・皮と身の間の脂と旨味が重要ですね」
女将「はぁ~あったまるわぁ~・・うまい・・うまいけど・・すり身にするとなんの魚を食べてるのか分かんないわね・・」
使用人「ごもっともですね・・淡白な白身のすり身・・これ食べて鯉って当てれる人は少ないと思いますよ・・クセが無いゆえに逆に個性を感じません・・鯉の基本料理をおさらいしてきましたが重要なのは・・「もう一度食べたいか」という事・・どんな食材だろうがそれを食べなくても生きてはいけますよね・・あらい・・鯉コク・・うま煮と先人達があみだしてきた調理法・・やはりもう一度食べたいのは断然あらい・・これは鯉ならではの食べ方・・しかも旨い・・すり身の可能性は大!これから研究していきたいと思います」
支配人「にゃがすぎて・・ちょっとにゃに言ってるかわかんにゃいにゃ」
女将「おまえもだよ」

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女将の「おきみ」と申します~2歳の秋田犬やらせてもらっとります~今後よろしゅうたのんます~
しつこくて意地悪な性格と使用人からは言われとります~
何が悪いん?

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