KOUSAKA KIKYOU

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ゲストにカリエンテ!67

使用人「・・ふぅぅ~・・これで良しっとぉ~・・」
女将「・・何がさ?・・はっ!・・いい・・やっぱいい・・なんでもないわ・・」
使用人「・・へっ?・・気になりますぅ?・・聞きたいですかぁ?・・気になりますぅ?・・」
女将「・・いいです・・けっこうです・・」
12月までにはと・・今年もお世話になった畑の整理整頓が無事終了・・先ほど師匠にトラクターで混ぜ込みご飯のように混ぜ混ぜしてもらいフィニッシュ・・鶏糞や藁にもみ殻・・カラマツなどの落ち葉も混ぜ込み春まで寝かせる・・なんとか地面が凍るまでに無事閉店ガラガラできたことに安堵する・・来年はさらに・・雑草愚連隊との攻防戦を優位に進めるべく算段として準備に勤しんでいる・・以前述べたモミ殻を筆頭に・・この時期の田畑の風物詩でもある俵型に巻いた藁の束が・・各畑にどんどん積み上げられてゆく・・おもに畑に混ぜ込み微生物分解させ養分とするのが目的だが・・地面に敷き詰め防草バリアとしての利用価値も高い藁ちゃん・・今年は是が非でも昨年の倍くらいは用意したいところだ・・藁ならこの師匠という方が専門にいて・・村の皆さんもまとめてお世話になっているようだ・・藁自体もこの時期を逃すと手に入りづらくなる・・早めに師匠に会って手配したいところなのだ・・すると・・散歩中前から近づく一台の軽トラ・・願ったり叶ったりとはまさにこの事とばかりに師匠に出会えた・・ちょうど藁を運んでいた・・
師匠「・・藁ぁ欲しいんかい?・・」
使用人「・・はいっ・・15個ほど欲しいんですけど・・まだありますかぁ?・・」
師匠「・・わりぃけんど・・下まで取りに来れるかい?・・」
使用人「・・へっ?・・あぁ大丈夫です・・じゃぁ付いていきますね・・」
慌てて散歩を中断・・不貞腐れる女将といったん帰宅して軽トラで追いかける・・
師匠「・・長いのと短いの・・どっちがいいぃ?・・」
使用人「・・へっ?・・じゃっじゃぁ長いのぉ・・あのお値段は同じなんですかぁ?・・」
師匠「・・ははっ・・いいよいいよ・・下まで取りに来てくれんなら・・」
使用人「・・へっ?・・ホントですかぁ?・・」
昨年は1俵250円で譲っていただいていたのだが・・いったいなぜ・・伺えば・・どうやら安原や新子田の平地でコメをやっている師匠・・毎年この時期・・香坂まで俵に巻いた藁を軽トラ満載に積んで運んでいるという・・何往復もして・・しかもかなりの数である・・香坂まで運んだものに対しては悪いけど足代を貰うよという事らしいのだ・・下まで取りに行けばこのお宝がタダぁ?・・ということで俄然張り切りだす私・・1台の軽トラに師匠は18俵も積んでいるという・・重さは乾燥した藁なのでいくらもないのだが・・これを何往復もするのは結構しんどい・・足代もうなづけるといえよう・・散歩仕切り直しの女将を連れて2回の往復に成功・・計20俵ゲットでタダとはなんとも有難い・・もみ殻にこの藁で防御すれば・・かなり愚連隊共を抑制できるのではないだろうかと来年の戦いが待ち遠しく感じる・・
女将「・・ふん・・どうせそんな話だろうと・・聞いてらんないのよ藁の自慢話なんて・・ったくぅ・・それよりヨイチはどこ行ったんだい?・・なんもしないでプラップラッしくさりやがってぇ・・あんのガキィ・・」
使用人「・・そういえばもう・・3日位経ちますかねぇ・・無事だと良いですが・・」
毎年恒例となってきた冬本番前の支配人ヨイチのプチ家出・・必ずこの晩秋の時期に旅へと出かける・・一体全体どこで何をしているのか・・小型カメラでも仕掛けて同行を見てみたくなる・・よそ様のお家でぬくぬくと暖をとっているのか・・それとも野良のコミュニティで宴を楽しんでいるのか・・いずれにせよ過去最高の家出記録は5日・・今回は今日で3日目・・新記録樹立となるのか不安と期待が入り混じる・・とにかく何事もなく無事に戻ってくれれば何よりである・・
女将「・・ったく・・はいそれではゲスカリ行きまぁ~す!・・今回のゲストはぁ~~~この方❤・・」


使用人「・・でましたっ!・・ステップの魔術師!・・キングオブフットワークことミレちゃんでぇぇす❤・・」
女将「・・ミレちゃん❤・・来たわねぇぇ・・チョコチョコ星人・・」
ポメラニアンとトイプードルの身体能力を持つミレちゃん・・とにかくすばしっこい・・足の残像が見えるほどのステップで女将を翻弄しまくるのだ・・とことん軽量化されたボディと豊富な運動量・・それに加え・・何より目を見張るのは・・秋田犬にすら臆さぬその度胸といえよう・・
使用人「・・信じられませんよ・・女将のテリトリーにこんなに無邪気に侵入できるなんて❤・・」
女将「・・うまいのよぉ・・チョコチョコとぉ・・」
まさに一瞬の油断が命取りになる真剣での立ち合い・・そんな間合いで・・女将を紙一重でかわしてゆく・・見ている方は気が気ではない・・いつ捕まってもおかしくないほど懐に入り込んでいるからだ・・まったくミレちゃんの肝っ玉には毎回驚かされる・・そんなこちらのハラハラドキドキなどお構いなしに女将のバックをとったりしているのだから誠に恐れ入る・・そして・・お見事骨ゲット!・・
使用人「・・いやぁ~あっぱれでございますよぉ・・けど・・正直ぃ・・心臓によくないですよぉwww・・」
女将「・・なんかこう・・のらり・・くらり・・と躱されてる気がするのよねぇ・・」
使用人「・・ミレちゃん・・油断しないでね・・」
世の中にはいろんなタイプの相性がある・・いっけん結びつかなそうな二人でも・・相性が良かったりする・・人間の先入観だけで判断するのは浅はかだと二人に教えられているような気がした・・

プロフィール写真

女将の「おきみ」と申します~2歳の秋田犬やらせてもらっとります~今後よろしゅうたのんます~
しつこくて意地悪な性格と使用人からは言われとります~
何が悪いん?

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