KOUSAKA KIKYOU

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あれ?・・この子・・誰だい?

枯れてしまったのだろうか・・またかよっ!・・と・・思われるかもしれないが・・どうやら本当に枯れてしまったようだ・・総員20名もの安納芋選手たちを死なせてしまったのだ・・
女将「・・あれ?・・謎の生存者様はぁ?・・はぁ?・・違ったのかいっ?www・・」
使用人「・・はい・・どうやらよその子かと・・」
支配人「・・ホントにゃ・・全然違う葉っぱにゃwww・・」
新しく買い直した苗を植えに行く・・すると・・全然違うのだ・・葉の形が・・色艶がすごく似ているのだが・・どうやらよその子・・認めたくないが・・よその子・・どうやら・・あまりウチの畑では見かけない種の雑草愚連隊だったようだ・・試しに全員の枯れた苗の地中部分を確認してみる・・全員・・見事に枯れていた・・
女将「・・さっさと確認しろやっ!・・ボケェ・・」
使用人「・・いやぁ~・・母親が遭難した我が子を待つ辛さ・・そんな思いで見守っていましたよ・・諦めきれないのよぉ~・・これが・・」
支配人「・・オマエが遭難させたにゃwww・・」
植物は本当に正直に・・素直に反応する生き物だ・・的外れ者には何の恩恵も示さない・・遅れないように・・遅れないように・・と先走り・・焦り・・植えてしまった安納芋選手達のご冥福をお祈りしながら・・ニュージェネレーションズに願いを託す・・今回は安納芋選手10本に・・シルクスイート選手10本・・師匠達に植え替えたのがバレなければいいが・・
支配人「・・もうバレてるにゃwww・・じっちゃんがさっき見てたにゃwww・・」
女将「・・狭い村なのよぉ・・よく見てんだからぁwww・・」
使用人「・・ぐふぅぅぅぅ・・また失笑されますねぇwww・・」
どうやら梅雨入り確定の天気予報・・ここから・・いよいよ雑草愚連隊が本気モードに突入する・・「雨が降ってるからぁ~・・今日は作業中止だねぇ・・」などという言い訳など通用しない・・そう・・容赦のない往復ビンタが繰り返されるのだ・・あっちをやればコッチ・・そっちをやればアッチと無限ループのように伸びまくる雑草愚連隊の皆様に膝と腰が悲鳴を上げる・・
女将「・・うわぁ~出たよ出たよぉぉ・・もうねぇ・・この愚痴が始まると長いのよぉ・・」
支配人「・・11月まで続くにゃwww・・」
使用人「・・新しい・・地獄を作るのなら・・雑草無間地獄がいいと思いますよっ!・・延々とひたすら雑草を手で抜くんですよぉ・・生えては抜き・・抜いては生え・・もっ・・もうしゃがめませんっ!・・って立つと・・鬼がすっ飛んできてしゃがまされる・・ククク・・これは堪えますよぉぉwww・・」
女将「・・アブないのよぉ・・目が・・」
支配人「・・どこみてるかわかんにゃいにゃ・・」
これでもかと準備してきた対雑草兵器達も圧倒的な軍勢に最早押され始めている・・畑の周りに敷き詰めたカラマツの枯葉の絨毯も浸食され始めている・・伸びるスピードは日に日に加速し・・心の焦りに拍車をかける・・草刈り金融の取り立てが他の作業にシワをよせ始める・・せめて・・せめて・・夏までは優勢でいたい・・
女将「・・ん~~~ん?・・どうかなぁ?・・もう取り立てられてんだろぅぅwww・・」
支配人「・・ぅお~いヨシダぁ・・裏のドッグランもやばいにゃwww・・」
わかっちゃいるのに追いつけない・・そもそも・・勝とうなどとしていることが傲りなのか・・これが毎年続くのかと思うと・・これは・・すでに雑草無間地獄に堕ちているぅ?・・などとほくそ笑み・・束の間の晴れ間にしゃがみ疲れた膝を伸ばし立ち上がる・・
女将「・・鬼がくるわよっ!www・・」
支配人「・・立ち上がるにゃぁ!www・・」
使用人「・・もうやめてぇぇぇ💦・・」

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女将の「おきみ」と申します~2歳の秋田犬やらせてもらっとります~今後よろしゅうたのんます~
しつこくて意地悪な性格と使用人からは言われとります~
何が悪いん?

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