KOUSAKA KIKYOU

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古くても❤・・・

使用人「・・いやぁ~ようやく終わりましたよぉ・・」
女将「・・はぁ?・・あぁ・・石遊びの事かい・・」
支配人「・・にゃんか邪魔にゃ・・」
使用人「・・・・・・遊び・・邪魔・・・・まっ・・まぁいい汗かけましたよぉ・・自分なりに気に入ってるのでぇ・・人に何を言われようがぁ・・気にしませんっ・・」

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こんな感じ・・すべての石を苔むしたもので揃えようとしていたが・・流石に車の通れる道沿いに・・そう都合の良い石は転がっておらず・・あれ?・・あとから・・苔を移植すればいいんじゃねぇ?・・と・・途中で気付くおバカさん・・苔むした・・という条件を外した途端・・一気に拡がるターゲットストーン・・吟味していた時間を取り戻すように拾い集める・・キツイ運搬作業・・めんどくさいなぁ・・と・・思っていたのがウソかと思うほど楽しい・・いい面構えの苔むした石を見つけては興奮していた・・積み上げてゆくのもテトリスみたいで楽しい・・クルクル石を回してはウマくハマる向きを探ってゆく・・だが・・あまり考えすぎない方がウマくゆくことが最後の方で解りだす・・先人達の積み上げた石垣を見つめながら・・あ~そういう事なのかと・・積み上げてから理解する・・なかなか奥が深そうだ・・
女将「・・もういいよぉ・・ホント興味なし・・」
支配人「・・すぐに崩れたら超笑えるにゃ・・」
使用人「・・・・でっ・・でもホラぁ花壇にお花さん達を植えてぇ・・スロープに砂利をひけばぁ・・パッとしなかった入り口も華やかになりますよぉ・・」
女将「・・そうね・・頑張りなさい・・」
支配人「・・あっ・・コレにゃんにゃん?・・?・・」
使用人「・・あっ・・気付いちゃいましたぁ?・・コレ・・」

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女将「・・ずいぶん・・年代物じゃないのさぁwww・・」
使用人「・・へへ・・わたくしと同い年位の耕運機ちゃんですよぉ・・ちょっとぉ・・かわいくないですかぁ❤・・」
支配人「・・ぜんぜんわかんにゃい・・」
悩んでは迷い・・悩んでは迷いを繰り返し・・いつものように決めかねていた耕運機ちゃん・・ハイパワー機種ばかりに心を奪われていたのだが・・コレ・・使ってみるかい?・・と・・いつもトラクター作業をお願いしている師匠が貸してくれたのだ・・おそらく・・昭和50年位のものだというから驚きだ・・えっ?コレ?使えるんですかぁ?・・と・・思わず訪ねてしまう・・師匠いわく・・世界に誇れるメードインジャパンの農機は壊れんのだよ・・とエンジンをかける・・正直疑いの眼差し全開で眺めてしまう・・この最軽量機種の利点は何と言ってもその軽さ・・お手軽に軽トラの荷台への積み下ろしが可能・・おそらく普通はアルミのレール等を使い転がしながら荷台に乗せるイメージだが・・コレはヤバイ・・ヨイショと積み込み・・コラショと降ろせてしまうのだ・・まずはこの手軽さの洗礼にやられる・・あらかた使い方を教わり・・いざ畑へ・・問題は耕運能力・・チンタラチンタラ進んでいたのでは話にならない・・ぎこちない仕草で耕し始めると・・目からウロコがボトボトと落ちはじめる・・そう・・グングン進むのだ・・充分すぎるのだ・・およそ50年前の旧式のボディからは想像できないスピードと取り回しやすさに度肝を抜かれる・・
使用人「・・いやぁ~・・お借りしてみて・・よぉ~くわかりましたよぉ・・ハイパワー機種なんて必要ないです・・無駄にデカい買い物するとこでしたよぉ・・」
女将「・・あっそ・・ねぇ~ヨイチィ~・・これちょうだぁ~い・・パクッ・・」
支配人「・・ふざけんにゃ・・にゃんこめにゃっ!・・ったく・・」
テクノロジーの進化はこの50年で劇的に飛躍しているはず・・農機とて例外ではない・・50年前の耕運機でこの働きぶりという事は・・今のモデルはどうなっちゃうのよぉ~・・と・・想像するだけでヨダレが垂れてしまう・・しかもこのコンパクトサイズだと価格も10万位で済む・・いや・・それよりも何よりも新品である必要性があまり感じられなくなってしまった・・チラッとメルカリやヤフオクを覗いてみると・・・・あるわあるわのヨダレ大洪水・・4~5万位で良さそうなのがめじろ押し状態に悩ましい夜が続きそうである・・

プロフィール写真

女将の「おきみ」と申します~2歳の秋田犬やらせてもらっとります~今後よろしゅうたのんます~
しつこくて意地悪な性格と使用人からは言われとります~
何が悪いん?

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