使用人「・・う~~~~~~~~~ん・・・・う~~~~~~~ん・・悩ましい・・」
女将「・・またかい?・・今度は何なんだい?・・はっ・・やっぱいい・・聞かない・・」
使用人「・・気になりますぅ?気になりますぅ?・・」
女将「・・いい・・だから・・いいって・・」
使用人「・・またぁ!またまたぁ!・・このこのぉ!・・」
女将「・・のってんなぁ・・この野郎・・あっ・・しめたっ・・ヨイチ・・」
支配人「・・あ~眠い・・どうしてこう・・春ってぇのは・・ん?・・にゃんにゃ?・・」
女将「・・ちょっとヨイチっ・・聞いておやり・・ノリノリだから・・」
支配人「・・ふざけんにゃ・・早朝パトロール帰りにゃ・・寝るにゃ・・」
女将「・・早朝パトロールぅ?・・ふん・・聞いて呆れるねぇ・・おまえさんが追い払えんのはネズミ位なもんだろぅ?・・」
支配人「・・情報収集にゃ・・戦闘だけが戦いの全てじゃにゃいにゃ・・」
女将「・・ふん・・ボクはケンカも出来ましぇ~ん・・てかwww・・」
使用人「・・あのぉ・・あのあのぉ・・わたくしの悩ましいお話の方はぁ・・?・・」
支配人「・・ふん・・差し詰めぇ・・畑の耕運機ぃ・・どれにしようかにゃ~・・とかちゃうんかいっ!・・」
使用人「・・ドキィ・・・・・・・・」
女将「・・図星なんかいっ!?・・」
支配人「・・にゃ!?・・ちょっと・・まつにゃ・・このクダリぃ・・前にもやったにゃ・・・・デジャヴにゃ・・」
女将「・・デジャヴあるかぁボケェ・・ヨシダが書いとんのじゃ・・ヨシダ次第やないかいっ!・・」
耕運機・・言わずと知れた畑を耕す農兵器だ・・えっ?・・トラクターとどう違うのぉ?・・などと聞いてきそうな・・そこの部活帰りの女子高生の皆さんにもわかりやすく言うと・・トラクターは人が搭乗して耕す・・いわゆる車・・いっぽう耕運機は手押しタイプの原付バイク・・といったところでしょうか・・無論パワー・・スピードともにトラクターには到底かなわないが・・狭い所も耕せる・・耕したいところだけ耕せる・・小回りという利便性がある耕運機・・そう・・これが喉から手が出るほど欲しいのだ・・そこで始まる耕運機の品定め・・まぁ・・簡単に言うと・・価格=パワー・・これはどの世界も一緒・・耕運機のハイパワークラスが20~25万・・中堅クラスが15~20万・・小型クラスで10~15万といったラインナップ・・ウチの畑の規模は中堅クラス・・といったところか・・もちろんハイパワーの方が耕すスピードが速いのは言うまでもない・・これからの繁忙期・・少しでも畑作業の効率を上げたい・・コレがあれば師匠達にトラクターで混ぜてもらわなくても自分でできる・・そこで小者の私なりに考える・・5~6万ケチって中堅機に落ち着くより・・大は小を兼ね・・時は金なりとなると・・この先ずっと頼るであろう草刈り機同様に・・ハイパワー機種こそが求められるべきものではないのかと!・・
女将「・・要するにぃ・・ハイパワーが欲しいんだろぅ?・・廻りくどいのさぁ・・ダラダラとぉ・・」
支配人「・・にゃ~~~~が~~~いにゃっ!!!・・さっさといくにゃ!・・さぁ~今回のゲスカリはぁ~~~~この方ですニャ❤・・」

STORYPIC_00004786_BURST250405090158
使用人「・・ドキィ・・うわぁぁぁぁぁぁぁ・・かわいいぃぃぃぃぃぃぃですねぇぇぇぇ❤・・わたくし・・この宿を始めてから・・ヨークシャーちゃんが大好きっ子ちゃんでございましてぇ・・ドキドキ・・」
女将「・・オヤジがドキドキしてるとキモいんだよぉ・・ほらぁ・・アズちゃん・・完璧に引いてるよぉww・・」
使用人「・・ドキィ・・そ・・そんなことぉ・・ないですよぉ・・ねぇ~アズちゃん怖くないからねぇ・・」
支配人「・・にゃははははは・・ドン引きにゃwww・・」
それにしても可愛いヨークシャーテリア・・貴婦人やマダムたちに愛されてきたのも納得の可愛さだ・・とにかくオシャレが似合う・・リボンや髪飾りお洋服と・・なんでも着こなしてしまうアズちゃん
女将「・・ごめんねぇアズちゃん・・キモいオヤジにめげずに・・また遊びに来てね❤・・」