支配人「・・くるるるぅ・・ぅぉ～いヨシダぁ・・水が凍って飲めにゃいにゃ・・」
使用人「・・はいは～い・・ただいまぁ～・・よく飲めるなぁ・・こんなキンキンの水・・」
支配人は水が好きだ・・とにかくよく飲む・・ボディサイズからは考えられないくらい飲む・・あまり水を飲まない女将と比較してしまうからかもしれないが・・こんなに猫が水を飲む事が驚きでならない・・またまた私の勝手な固定観念・・猫は水が嫌い・・濡れるの嫌い・・イコール・・水もあまり飲まないとでも刷り込まれているようだ・・ゴハンと同じくらい補充しているのにも関わらず・・女将の水や・・庭や風呂場の水たまりと・・しょっちゅうピチャピチャ舐めている・・最近は電気毛布のせいもあるのか・・ノドが乾くのだろう・・減りが半端ないのだ・・もちろん水分は代謝も上がり摂った方がよいのは言うまでもないが・・私など・・真冬の枕元に置いたペットボトルの水がキンキン過ぎて・・夜中にひと口・・ノドを潤そうと・・口に含んだ瞬間・・シャキッと目が覚めてしまう始末・・改めて思うのは・・真冬の乾燥・・汗こそかかない事でマヒしているが・・水分摂取量は真冬こそ多く摂るべきだという事だ・・ただでさえ寒く縮こまり代謝も落ちる・・長い夜に酒量は増え・・水分量は減るのでは健全な代謝は望めない・・油分の生み出せなくなったボディから容赦なく奪われる水分・・乾燥への身体のケアと耐性を上げていかなければならないお年頃の様だ・・が・・しかし・・この乾燥地獄の恩恵が最大限に活かされる作業がある・・
女将「・・最近・・やけにやってるわねぇ・・ゴクッ・・ちょっとぉ・・よこしなさぁい・・」
使用人「・・へっへっへっ・・だいぶ・・ラインナップが増えましたよぉ・・」
支配人「・・くるるるぅ・・ウチはぁ～にゃに屋にゃんよ・・？・・」
そう・・干物達の仕上がりが抜群に良いのだ・・朝から夕方まで惜しみなく降り注ぐ太陽光に・・このドライヘル・・これに・・インパクト西風大佐の氷風インフェルノが絡みだすと・・とにかくよく乾く・・ジャーキーの仕上がりは夏のそれとは別物の仕上がり・・肉の縮みも少なく乾燥ムラなどもない・・ハエの心配もなければ・・天地ガエシの必要もない程・・この時期にどれだけ品質の良いものをストックできるかが毎年の課題となるだろう・・
女将「・・ゴタクはいいからぁ・・早くよこしなさぁい・・ゴクッ・・それそれ・・なによそれぇ～・・鹿じゃないわねぇ・・」
使用人「・・さすがは女将・・この距離で解りますかぁ・・ふっふっふっ・・しょうがないですねぇ・・どうぞ・・」
女将「・・ヨシダぁ・・おかわり・・全然たんないわぁ・・」
使用人「・・女将ぃ・・一本５分と持ちませんねぇｗｗ・・」
そして何よりの豚さんからの恩恵・・ビタミンB群たちの豊富さ・・免疫力・再生力アップには欠かせません・・そこで・・さらに鉄分豊富な血液を司る臓器・・心臓（ハツ）や肝臓（レバー）を喰らえば・・病み上がりのワンコにも効果覿面の滋養強壮部位・・たくましい臓器に純度良い血液を流し・・適度な脂質とカルシウムで豊潤な肉体を作る・・ただし・・臓器系の干し肉はあげ過ぎ要注意の高栄養化部位といえる・・
女将「・・ふん・・得意の受け売りかい・・？・・なんかさぁ・・いいとこどりのぉ～つなぎ合わせのぉ～説明ぃ？・・みたいでやぁねぇ・・」
使用人「・・ドキィ・・バレバレですねぇｗｗ・・うっ・・ウソはございませんよぉ・・そっ・・それはもう・・女将の身体が物語っておりますからぁ・・」
支配人「・・くるるるぅ・・実験台にゃｗｗｗ・・くるるるぅ・・たしかに・・オイラより艶っ艶っにゃ・・」
女将「・・なんでもいいわぁ～・・美味しく頂けるならっ❤・・でぇ？・・いくらなのよ・・？・・売るんだろぉ・・？・・」
使用人「・・よくぞ聞いてくれましたぁ女将ぃ・・」
女将「・・すっとボケるんじゃぁないよぉ・・商魂丸出しじゃぁないのさぁ・・」
支配人「・・くるるるぅ・・まずは豚のアバラにゃ・・約１５本入り２０００円にゃ！・・くるるるぅ・・お次は豚ハツにゃ・・５０g入り１０００円ですにゃ❤・・」
使用人「・・どちらも真空個包装・・完全無添加です・・通販ももちろん・・」
支配人「・・オーケイ牧場にゃ❤・・」
