使用人「・・いやぁ~~~早いですねぇ・・もう・・一月も折り返しですよぉ・・」
女将「・・いよいよシーズンオフ突入ね・・はぁ~・・これでしばらく遊んでられるわ・・」
支配人「・・もう無理・・寒くて・・にゃにもしたくにゃい・・」
年末年始の忙しさもドコへやら・・1月も後半に入りお客様のご予約も落ち着きだす頃・・いよいよ冬将軍の本隊がご到着の模様・・ここから明らかに寒さのレベルが変わる・・今までの装備に加え・・もう1枚・・ダウンを羽織らないと散歩すらいけなくなるのだ・・指先は感覚を瞬時に失い・・止まらない涙が頬を伝い・・瞬時に凍り付かせる・・極寒の2月は宿もシーズンオフとなり・・この時期に忙しい時にできなかった事を・・どれだけ片付けられるかが・・春先のスタートに影響するのだ・・
使用人「・・遊んでなんかいられませんよぉ!・・まずは庭周りを綺麗にしますよぉ!・・」
女将「・・無理・・見てるわ・・」
支配人「・・オイラ見てるのも無理・・布団から応援してるにゃ・・」
無理もない・・この寒さに加え・・冬将軍の右腕・・インパクト西風大佐の氷風インフェルノが絡みだすと・・外作業は撤退となる・・ハッキリ言って居られません・・とまぁ・・この寒さに対抗するにはと・・色々試してきた防寒装備に暖房兵器・・今回・・初めて電気毛布を投入・・今までは物凄い厚着をして布団に入り震えていた・・「はぁ?・・まずそこでしょ!・・」と・・お思いの方も多いはず・・だがなぜか毛嫌いし使わずにいた・・アホでした・・やはりアナログで生き残っている暖房兵器の安定感・・これはコタツ最強説に匹敵するアナログ兵器でした・・しかも・・掛けずに・・敷くとなお快適(個人感)・・今までアホみたいに震えて抗っていた自分を恥じる・・と同時に・・ヒートテックなどの肌着のみで寝られるようになり・・厚着の寝苦しさからも解放❤・・夜中のトイレは決死の覚悟で突撃していたが・・オシッコくらいなら羽織らずでも帰還できるほど保温されているから驚きだ・・ただ・・いかんせんパワーが強い・・私の買った物が強いのか・・そういう物なのかは解らないが・・6段階ある温度調節・・Ⅰで充分すぎるのだ・・2だと・・汗をかく始末・・む・・難しい・・支配人は?・・と・・夜中見てみると・・上半身だけ布団から出していることが多い・・ノドが乾くわけだ・・がしかし・・真冬の香坂の暖房の消えた室内で・・上半身を出して寝ていることなどなかったのだから・・すごい暖房兵器と言えよう・・
女将「・・なんなのよコレ・・なんの報告なのよ・・・・へぇ~・・いいわねぇ・・2人でヌクヌクなわけだぁ・・アタイ・・座布団しかないけどさ・・」
支配人「・・にゃっ!?・・ヨシダぁ・・巻き込むにゃやぁ・・くらうのはオイラにゃ・・」
使用人「・・ドキィ!・・ほっ・・ホラぁ・・女将は階段・・登れませんけん・・あっ・・あと入り口を死守してもらわねばなりませんけん💦・・」
女将「・・ふん・・べつにぃ・・興味ないし・・そりゃそうと・・シーズンオフだからってぇ・・予約は受けてるんだろうぅ?・・」
使用人「・・へい・・もちろんでございます^^・・年中無休で予約は受け付けておりまぁ~す・・あったかぁ~い桔梗のお鍋で暖まりましょう・・ご希望のお客様には・・おでん鍋のご用意も承っております^^・・」
支配人「・・にゃっ!・・おでん食べたいにゃ!・・ヨシダのツミレうまいにゃ・・あとオイラすり身にゃ・・」
使用人「・・さすがグルメの支配人・・ツゥですねぇ❤・・チョイスがww・・」
女将「・・アタイ絶対たまごっ!・・100はいけるわ❤・・」
使用人「・・そんなねぇよ・・」