使用人「・・いよいよ・・始まりましたね・・」
女将「・・はぁ？・・何がさぁ？・・」
使用人「・・となり・・みて下さいよぉ・・」
女将「・・はぁ？・・あれ？・・なんか・・スッキリしてるぅ？・・」
約２年前・・わたしが移住して・・しばらくすると突如始まりだした大々的な太陽光発電事業・・もちろんかなり前から計画されてきたもの・・そんなことを知る由もない私は・・浮かれて静かな所に引っ越して来て早々・・知らされるこの村の実態に・・頭を抱えて悩んだ・・しかも・・なんで・・よりによって・・ウチの・・となり・・なのよと・・建設事務所など建てる敷地は沢山あるのに・・なんで・・よりによって・・ウチの・・となり・・なのよと・・・・毎朝毎朝繰り返される朝礼やラジオ体操・・朝７時前から始まる工事車両の出入り・・あぁぁぁ・・因果応報のスパイラルパンチをカウンターで喰らったような衝撃に・・このしっぺ返しがコレから２年半続くという事実に恐怖し・・心を閉ざし・・暗くなったりしていた・・気付けばもうすぐ２年・・大々的な工期は終わり・・私の予想よりはるかに早く解体作業が始まりだし・・えっ？・・もうそんなに経ったのかと・・時間の加速に戸惑う始末・・今となっては・・あれぇ？・・最初ってぇ・・どんなんだんだったっけぇ？・・と・・すっかり静寂すら忘れる有り様に・・あぁ・・どっぷりパネル事業に洗脳されてるなと感じる年明けに・・憑き物がとれたような嬉しさもあり・・なぜか・・祭りのあとのような寂しさも一瞬感じたりと・・あぁ・・どんなものでも・・慣れ・・親しむと情がわくのか・・困ったものだよ・・人生は・・
女将「・・寅さんかっ！・・しかし・・情・・ってぇのわさぁ・・厄介なものだねぇ・・」
支配人「・・情もにゃさけも・・にゃい奴のセリフとは思えんにゃｗｗ・・」
女将「・・ふん・・甘いわ・・世の中・・情なんかで腹ぁ膨れないわ・・」
使用人「・・このチャーミーの姿を見ても・・おんなじ事が言えますかかぁ・・女将ぃ！・・」
支配人「・・にゃっ！？・・チャーミー！？・・包帯グルグルにゃっ！！！・・」
女将「・・あらやだぁ～❤・・チャーミーィ❤・・包帯似合うじゃなぁ～～い❤・・可愛いぃ❤・・」
使用人「・・ぬぅぅ・・そこじゃなぁ～い！・・反省しろぉっ！！！・・でも・・たしかに可愛い・・」
支配人「・・さっ・・それではいきますにゃ！・・今回のゲスカリはぁ～・・この方達ですにゃ❤・・」

女将「・・あっ・・ハルちゃんだ❤・・」支配人「・・サクちゃんにゃ❤・・という事はぁ・・トイプー軍団のみんにゃにゃ！・・」
使用人「・・その通りで御座いますよ・・前回はえ～と・・昨年の夏の登場でしたかね・・惜しくも前回参加してくれた・・高齢のポッキーちゃんが旅立たれたとの事・・」
女将「・・そっかぁ・・ポッキーちゃん・・星になったんだね・・」
使用人「・・はい・・がんばりました・・グスッ・・」
支配人「・・あれっ！・・？・・この・・元キッズは・・誰にゃ？・・」
女将「・・キャ～❤・・可愛いぃぃぃぃ～❤・・食べちゃいたい❤・・」
使用人「・・はぁ？・・でました❤・・NEWジェネレーション❤・・プリッツちゃんでぇ～す❤・・」
支配人「・・ポッキーちゃんが・・プリッツちゃんににゃって・・帰って来たにゃ・・」
使用人「・・かわいいですねぇ～～～～・・まだ６カ月のプリちゃん・・好奇心旺盛な冒険家・・キッチン探検がお気に入り・・見るモノすべてが新鮮なプリちゃん・・何をしてもリアクションしてくれて嬉しいんですよぉ・・う～～ん＾＾すれてなぁい！・・」
支配人「・・女将はスレスレにゃｗｗｗ・・死んだ魚のようなシラケた目で流されるにゃｗｗｗ・・」
女将「・・はぁ？・・くだらない事に・・いちいち・・リアクションできるかぁボケェ・・」
使用人「・・・・・・・え～と・・それではプリちゃん・・今後ともスレずによろしくね❤・・」
女将「・・時間の問題ね・・プリちゃん❤・・」
使用人「・・ヤメテぇ・・」