使用人「・・ふっふっふっ・・ふっふっふっふっふっ・・ふぁあっふぁっふぁっふぁっ・・」
女将「・・・・・・ヤバいな・・・・コイツ・・」
使用人「・・ふっふっふっふっふっ・・やったぞ・・とうとう手に入れたぞ・・ふっふっふっふっふっ・・」
女将「・・はぁ?・・何をさぁ?・・あっ・・やっぱいいや・・」
使用人「・・気になりますぅ?気になりますぅ?・・やっぱり気になりますぅ?・・」
女将「・・イヤイヤ・・いい・・やめとく・・気になんない・・」
使用人「・・またぁ~またまたぁ・・見たいぃ?見たぃ?・・」
女将「・・・・・・(かったりぃな・・コイツ)・・」
支配人「・・うぅ~~~~~さみぃ~~~・・バカじゃねぇのこの寒さ・・・・ん?・・」
女将「・・(しめた!ヨイチ!・・丁度いいところに!)・・ちょっとぉヨイチィ・・なんかぁ・・ヨシダが聞いて欲しいんだってぇ・・」
支配人「・・勘弁しろにゃぁ~・・こちとら夜にゃかのパトロール帰りにゃ・・身体中冷え切ってるにゃ・・さぁ~寝よ寝よ・・」
女将「・・はぁ?・・パトロールぅ?だぁ?・・ふん・・へなちょこのオマエがパトロールたぁw・・聞いて呆れるねwww・・不審な奴が居たって逃げてくるだけだろぅwww・・」
支配人「・・追い払うのは女将の仕事にゃww・・戦闘は専門外にゃ・・さぁ~寝よ・・」
使用人「・・・・・あのぉ・・わたくしの話は聞いてもらえるのでしょうか?・・」
支配人「・・にゃんにゃんだよ?・・さしづめ・・裏の納屋に積んだ藁の束の事だろゥ?・・違うんかいっ!?・・」
使用人「・・・・・・・・・・」
女将「・・図星なんかいっ!w・・」
女将「・・気が済んだのかい?・・」
支配人「・・それではいきますにゃ!・・今回のゲスカリはぁ~~~~この方ですにゃ❤・・」
女将「・・でました!・・もう何回目かなぁ?・・寒いのに来てくれました❤・・駿河の若旦那ソラ君でぇ~~~す❤・・」
使用人「・・いやぁ~嬉しいですねぇ~・・今年もう一回来てくれました❤・・まさか年の瀬にソラ君に再会できるなんて・・しかもご主人に素敵な手土産まで頂きまして・・感謝でございます❤・・」 支配人「・・仕込みたての濁りですにゃ!・・」
使用人「・・嬉しいですねぇ・・新米が上がり新酒の時期真っ盛りですからねぇ・・こういった各ご当地のお酒を頂けるのも酒房としては非常に勉強になりますからねぇ^^・・」
女将「・・ふん・・飲みたいだけだろぅぅ?・・」
使用人「・・ドキッ!・・そっ・・それにしてもソラ君・・生粋の魚党・・肉には一切の興味を示しません・・そこで・・ソラ君には申し訳ございませんが・・今回は試してみました・・本当にお肉に興味がないのか・・メインのマグロとマダラの付け合わせに野菜と鯉のブイヨンで炊いた米・・この中に・・鳥ガラを圧力鍋で炊き粉々に粉砕した鳥のブイヨンを仕込ませてみました・・」
女将「・・どうりで・・最近・・ゴハンの旨味がやたら増してるなと思ったのよぉ・・」
支配人「・・ホントかよ・・生粋のバカ舌の女将にそんにゃ事解るかねぇwww・・」
女将「・・ひとこと・・多いんじゃボケェ!・・オラァ・・」
使用人「・・ソラ君・・見事完食してくれました・・これで・・フレーバーは大丈夫という事がわかりました^^・・うわっ!コレっ!肉入っとるやないけぇ!・・とならなくて良かったです・・内心ドキドキしとりましたから・・」
女将「・・というわけで・・肉党・魚党・野菜党・・好みは色々あるけど・・ヨシダに言えばワンコ飯も工夫してくれるわぁ・・ソラ君また遊びに来てねぇ~~~❤・・」
使用人「・・へっ?・・なんで支配人が倒れてるの・・?・・」