使用人「・・うぅ～～～・・目が・・あれぇ？・・開かない・・」
とうとうこの季節がやってきた・・暑い夏が終わり・・過ごしやすい秋が訪れる前に・・必ず来る試練・・この季節の狭間の２週間・・私は悩まされるハメになる・・雑草界の大御所・・いや・・雑草界の超高層タワーインフェルノ・・ブタクサ大将軍の開花時期なのだ・・東京に住んで居た頃は・・河川敷や群生地に近づかなければ発症しなかったアレルギーだが・・この香坂ではそうはいかない・・囲まれているのだ・・このブタクサ大将軍の大軍勢に・・このブタクサ・・雑草が生えている所なら必ず存在しているといっても過言ではない・・しかも・・どの雑草よりも天高く伸びる・・３メートル越えもザラ・・一年草（冬を越さずに枯れる草）にもかかわらず・・その生育スピードは他の植物の追随をゆるさない・・ご存知ない方のために・・

女将「・・はぁ？・・ていうか・・生えてんのこればっかじゃんｗｗｗ・・」
支配人「・・にゃははははは・・右も左もこればっかにゃ・・この花粉のアレルギーにゃん？・・」
使用人「・・その通りでございます・・この穂紫蘇のような部位が花なんですよぉ・・これがこの時期一斉に咲き乱れます・・2週間くらいでしょうか・・私の鼻は全面通行止め・・冬の軽井沢インター～佐久インター間位・・通行止めになるんですよ・・」
女将「・・たとえが・・わかりづらいよ・・」
使用人「・・目の粘膜もドロドロの液状化現象に陥り・・黄色い膿（うみ）がでます・・このせいで・・寝ていると膿が乾き固まり・・目が開かなくなりますｗｗ・・」
支配人「・・にゃははははは・・膿ボンドにゃｗｗ・・」
厄介なのは・・鼻が通行止めになると・・どうなるか・・味覚が解らなくなるのだ・・これは料理人にとって致命的な事でもあり・・非常にない頭を悩ませる・・
女将「・・くすり・・飲めばいいじゃないのさｗｗ・・」
使用人「・・もちろん対策は万全ですよ・・アレルギー性鼻炎薬様様ですよ・・ですが！・・この大軍勢に囲まれていると・・頭はボーっとし・・目はうつろ・・鼻は全面通行止めにも関わらず・・蛇口のように垂れる鼻水・・非常に悩まされます・・」
女将「・・おいおい・・おまえさんの・・アレルギー報告回かよっ！・・」
支配人「・・お客様のみにゃさまには・・ご迷惑かけにゃいようにやってるにゃ❤・・」