支配人「・・これ・・うまいにゃ・・ペチャペチャ・・うん・・いけるにゃ・・」
使用人「・・へっ・・?・・はっ?・・それ・・食べれるようになったんですね^^・・」
支配人「・・にゃんで・・今まで・・ペチャペチャ・・食べにゃかったんだろぅぅ・・」
使用人「・・それ・・栄養満点ですからね^^・・いっぱい食べて下さいね・・」
支配人の味覚が変わってきた・・今まで・・ある程度決まった物しか口にしなかったが・・最近はいろんなものにトライしている・・少年期・青年期を終え・・大人になってきたという事だろうか・・中でも嬉しいのは女将のゴハン・・これはお客様のワンコに提供しているものと同じモノ・・とにかく様々な食材が入っていて・・宿のお料理の恩恵を100%使っている・・まずは肝心要の出汁・・お客様用の一番出汁をとると・・必ず出る出汁ガラ・・鰹に鯵・鯖・鰯のブシが大量に出る・・これを贅沢にぶち込む・・出汁ガラと言っても二番出汁まで使えるのでフレーバーは充分・・さらにここに・・圧力鍋で骨までホロホロの鯉の全てを投入・・コラーゲン全開・・これがベース・・ここに野菜を加えていく・・トマト・ブロッコリー・人参・キュウリ・芋南瓜類・キノコ類・葉物類・米と・・これだけの野菜のブイヨンが合わさると・・このスープ・・旨くないわけがございません・・特に鯉の恩恵が凄まじく・・一気にコクがでます・・
使用人「・・このスープだけ・・先に舐めちゃうワンコがほとんどです^^」
支配人「・・ペチャペチャ・・うまいにゃ・・延々・・ペチャペチャ・・飲めそうにゃ・・」
これを食べるようになってからの支配人は心なしかたくましくなった様に見える・・女将のゴハンを準備すると・・毒見役のように食べにくる・・とは言っても支配人の食べる量はたかが知れている・・減ってるのか減ってないのか解らないレベル・・もし女将にバレたら怒られそうだが・・
女将「・・ふんっ・・誰が舐めたかなんて・・臭いでわかるわよっ・・なめないで欲しいわね・・アタイのゴハンと鼻を・・」
使用人「・・ドキッ・・マジすか・・さすがクンクン銀河・・御見それしました・・」
支配人「・・げぇぇぇぇ~・・にゃかに鹿肉まで入ってんじゃんかよっ・・」
さすがにまだ鹿肉は食べれないようだ・・しかし鹿肉が入る事で栄養価は完全体となる・・とにかく高タンパク低カロリー・・犬の肝臓や血液・毛並み・免疫力強化といいことづくめの鹿肉・・中でも体内で作り出すことのできない飽和脂肪酸系の数値は肉界でもダントツ・・いくら食べても太らない・・健康な体作りには欠かせない優秀なタンパク源である・・これにヨーグルトで腸活すれば便も安定し・・ほれぼれするような立派なウンチになる・・まぁ体疾患やアレルギーなどのワンコも多いので注意は必要ですが・・
女将「・・これってぇ~・・得意の受け売り情報かいっ!?・・」
使用人「・・・・・・勉強・・してるんですよ・・これでも・・」
支配人「・・てにゃわけで・・桔梗のワンコ飯はオススメですにゃ❤・・栄養満点快便ですにゃ❤」
女将「・・でました商魂っ・・結局ぅ・・宣伝かいっ!」