使用人「ひぇ～～～っ！抜けますねぇ～女将っ！」
支配人「にゃんでこんにゃ寒いのに抜けてんにゃっ！？」
使用人「ホントですね・・この時期抜けましたっけぇ？こんな抜けちゃって大丈夫ですか女将ぃ！？」
女将「うるさいわねぇ・・抜ける以上に生えてんのよっ！秋田の２枚毛なめんじゃないわよ・・」
使用人「自律神経がいかれてんのかと心配しちゃいましたよ・・」
支配人「今から生え変わるって・・遅くにゃい？」
女将「なんでよ・・２月の極寒に準備してるってことでしょうよ・・」
支配人「・・もう充分極寒ですにゃ・・」
使用人「・・12月に生え変わった方が理想的だと思うけどなぁ～・・」
女将「いちいちうるさいねぇ～いつ生え変わろうが軟弱な君達には理解できんよ・・それよりも・・この・・クンクン・・匂い・・いつもの鹿ちゃんじゃないわねっ！ヨシダっ！」
使用人「さすが・・もうばれてましたか・・今日おすそ分け頂きました・・イノちゃんで～～～す❤」

支配人「・・鹿と見分けがつかんにゃ・・」
使用人「ここまでバラシちゃうとわかりませんね・・鹿と違い骨の構造が力強い造りですね・・アバラも太いっ！」
女将「ゴタクはいいからさぁ～・・よこしなさいっ！」
使用人「ちょっとナマいってみますか女将・・はいどうぞっ・・」
支配人「・・また女将だけにゃ・・ジビエばっかじゃオイラつまんねぇにゃ・・」
女将「んん～～～ん・・クチャクチャ・・この肉・・ガキんちょにはわかんないわね・・」
使用人「鹿よりさらに強い野性味・・滋味深さは猪の方がグレートですね・・肉の弾力はまさにジビエっ！鹿ほど安定して獲れないのが残念ですが・・」
支配人「いい部位が入ったらお客様にも提供致しますにゃっ！・・ヨシダっ・・さかにゃもやれにゃ・・」
使用人「あっ・・今度・・鯉やりますから支配人っ！鯉の養殖場に買いに行くと猫ちゃん達がおこぼれ期待して集まって来るんですよ＾＾」
女将「・・コイ？・・名前が美味しそうね・・さっさと買ってきなさぁ～～～～い・・」
支配人「・・にゃんでもいいんかいっ！」
使用人「御意❤」